えだまめを家具にしました。
お野菜シリーズの1脚、えだまめスツールです。えだまめのサヤはよく見るとおもしろい形なんです。デコボコしながらもとんがっている部分があって、でもそれが理にかなっているんですね。自然の造形のすごさだなあって思います。横に長いスツールを作ろうと思っていたとき、おお、そうだ、ついにえだまめが家具になるぞと興奮しました。
座面高は25cm。色々と使いやすい高さです。更に長さがあるので例えば絵本を上に置いても余裕があって楽な姿勢がとれたり、親子で座ったりできると思います。座面が広いと使い方も広がります。また、座面は平たくありませんがおやつテーブルにも良いかなと思いました。大人はおやつより冷えたビールとえだまめで・・グビッとね。
えだまめの仕上げ方。
材料はタモを使いました。木目がはっきりとしていて表情が良いですね。それと「うづくり」という木目を立たせる加工にも向いています。オイル仕上げをしてありますが、ツヤが出ないようなオイルを選び、うづくり加工と合わせてえだまめの素朴なイメージが出せたらいいなあと思いました。とんがった部分はちゃんと残したかったのでシュッとした形で削りだしていますが、当たっても痛くないように角は落としましたのでご安心を。
えだまめスツール
現在注文は受けておりません。
サイズ:W60×D22×H25cm
材:タモ
仕上げ:オイル仕上げ
デザイン:橋本裕
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えだまめスツールの作り方
えだまめスツールもお芋シリーズ同様フリーハンドで形を切り出して仕上げていきます。座面には3箇所くぼみがあります。表面に凹凸があるので木目にもおもしろい変化が出ています。くぼみなどを機械で粗彫りした後はすべてをカンナで仕上げます。一度丁寧に仕上げた後に「うづくり」という荒らし加工を行います。この加工により木目がより際立ち、風雪に耐えたような感じになります。えだまめの持つ柔らかさとか優しさ、力強さ・・そういう表情に仕上がっていれば良いなあと思います。