アトリエ空の仕事
火をつけて鉄を赤める。いい色になったら叩く。
そしてまた鉄を赤める。いい色になったら叩く。
それを何度も何度も繰り返す。
火を入れ叩くことによって、鉄の表情、味、風合い、優しさなどが出てくる気がしています。以前は鉄に負けないように自分の思い通りの形にしようと戦っている感じでしたが、今は鉄に任せて表情や形を作っています。そうすると私にとっても無理のない自然な形が生まれてきます。気がつくと、素材である鉄から大きな力をもらっています。その力が作品を通して手にとった方々へと伝わり、日々の生活の中で何か感じたり、楽しんだりして使ってもらえたらと思います。そんな気持ちをこめて、使う鉄、飾る鉄、楽しむ鉄をテーマとし作品を制作しています。
活動内容
個展やグループ展にて作品を発表・展示・販売
オーダーメイドの鉄製装飾金物制作等
柴崎智香 Shibazaki Tomoca
1974年 東京都生まれ。
1995年 女子美術短期大学造形科生活デザイン専攻卒業。
1998年 川越高等技術専門校金属造形科修了。同専門校にて講師。鍛冶屋勤務。
2000年 [アトリエ空] atelier sora 設立
2002年 古いアパートを友人達と改装し共同アトリエ線路脇をつくる
2004年 小さい椅子に参加
柴崎智香の小さい椅子コレクションを見る→
アトリエ空
アトリエ線路脇